Co-opゲーム

夫婦初の洋ゲー!XBOXの傑作協力プレイゲーム!ギアーズオブウォー

Co-op
引用元:Microsoft

2007年1月18日発売。 メーカー:マイクロソフト。 対応ハード:XBOX360(後方互換によりXBOX One・XBOX seriesX/S・XBOX GAMEPASS) プレイ人数:2人(XboxLiveオンライン・システムリンク・画面分割) 対戦モードは2〜8人。 ※2015年にリマスター版が発売されてますが、日本語版はありません。

お金はないけど時間とカードはある(笑)!初めてのXBOX!

半年ほどやり続けたバイオハザード5にも、さすがに飽きがきまして…。

バイオハザード5をこよなく愛してきた私たち夫婦は同じようなTPS(サードパーソンシューターの略で三人称視点のゲーム)の協力プレイゲームを探すのでした・・・が!!

全然ないの!全くないのよこれが!!

ゲーム好きの友人達に聞いてみても「TPSで協力プレイ?ないんじゃない、そんなの。それよりレフトフォーデッドやろうぜ!PCだけど。FPSだけど。」

え?レフトフォーデッド?FPSのゾンビゲームなの?

って、PC持ってないし(Macが一台のみ)FPSもやった事ない(酔って出来ない)。

そもそもゾンビは出てくるが全然バイオハザードみたいなゲームじゃないし。

と、全く的外れなゲームを勧められる始末。

ファミ通とかのゲーム情報誌も見まくりましたが、やはりPS3で画面分割で遊べる協力プレイゲームなんて存在しなかったのでした。

途方に暮れていたある日、某ゲームショップにて

「なんがねぇーがぁー」

とナマハゲのように呟きながら2人で出来るゲームを探していると、店内で流れていたゲーム紹介映像にとんでもなくハードコアな銃撃戦を繰り広げるゲームの映像が!

しかも2人で協力プレイ出来るという情報が!

夫

これTPSで協力プレイだ!しかも画面分割で出来るって!これやろうよ!

妻

え?これPS3じゃできないんじゃない?XBOXって書いてあるけど。

はい、ガビンチョビーン。

そうなんです、このギアーズオブウォーはマイクロソフトが出しているXBOX360の独占タイトル

もちろんPS3にある訳がありません。

でも、2人でプレイするゲームがどうしても欲しい私たちは家に帰って話し合い

「バイオ5なき今(なくなってはいない)2人で楽しい時間を共有するには、このマイクロソフトが出しているXBOX360とやらを買ってギアーズオブウォーというゲームを買うしかないのでは!

と結論を出し当時無職(!)であったアタクシ夫は、妻とクレジットカードを持ってスクーターに2人乗りし、深夜のゲームショップに買いに行くのでした!

店についてすぐにお目当てのXBOX360本体とギアーズオブウォーの中古ソフトを持って震えながらレジに向かいます。

「ク・・・クレジットカードで・・・(ドキドキ)。」

店員「はい、ありがとうございます。こちらレシートになります。」

「買えたー!無職だけどカードでゲームが買えたよー!(バカ)」

こんな事を許してくれる妻には本当に感謝ですよ(フツーは止めますよね)。

お金の事より今2人で楽しく過ごす事を選んだ2人はとうとう禁断の洋ゲーの世界へと足を踏み入れるのでした。

ストーリー概要

地球にそっくりなセラという惑星で人類はイミュリシオンというエネルギーを奪い合う資源戦争を79年もしてたら、急にローカストという地底人が現れて24時間で全人口の25%を虐殺!

そこから人類対ローカストの大戦争が始まるのでした。主人公のマーカスとサンチャゴ(ドム)は統一連合政府軍のデルタ部隊員として、ごっついアーマー着てるのに頭だけは丸出しという、ちょっとした事で即死するであろう特殊スタイルと、銃にチェーンソーが付いてるという軍が兵士に支給する武器史上最もどうかしてるアサルトライフルで敵を薙ぎ倒しながらローカスト殲滅作戦を遂行していくのでした。

初めての洋ゲー!おっさん2人だけの部隊が縦横無尽に大暴れ!

洋ゲー(海外製ゲーム)ですが、完全フルローカライズ(日本語化)されており困る事は一切ないです。

始まってすぐ薄汚い画面に汚いおっさん達が画面狭しと映っております。

私夫はマーカスというおっさん、嫁はサンチャゴ(ドム)というおっさん。2人ともおっさんです。最初は銃の撃ち方、グレネードの投げ方などのチュートリアル的な事をやっていきます。

夫

イカつい!スゲーな洋ゲーって。こんなのやってんのか外人は。

妻

えー、あたしこのおっさんなの!?ゴリラじゃん!ちょっと嫌だー!

妻はその当時ファイナルファンタジーなどのイケメンしか出ないような和ゲー(日本製ゲーム)しかやってこなかったので、初めての洋ゲーのムサさに愕然としてました(笑)。

しかも動きが重い!

かなり重たそうな装備を身につけているのを表現しているのか、動きがズッチャズッチャと一歩一歩が重たくて移動するだけでもしんどい!

夫

何これ、動き重すぎない?ダッシュは?ダッシュないの?

妻

えーと、あ、Aボタン押しっぱで出来る・・って、うわー!なにこれ!?

夫

ぐへー!ちょっとヤバい!!画面が!!酔うーー!!気持ち悪いーー!!

妻

ちょっとダッシュ無理だわ!!でんぐり返しにしとく!!

そうなんです。

このゲーム、ダッシュがかなり特徴的で走り出すと身をかがめて中腰で走るのですが、その時画面が超揺れるのです。

迫力を出そうという演出なのでしょうけど、ちょっと直視できない程揺れます。

私たちはダッシュするのを諦め、でんぐり返し(歩くよりは速い)で移動していくのでした。

大迫力の銃撃戦!男臭さしかないムービー!

チュートリアル的な面をクリアすると、ド迫力のムービーが始まります。

映画のような演出に一気に世界に惹き込まれます!

しかも、どこまでいってもおっさんしか出てこない!

やっと女の人が1人出てきたと思ったらディティールがゴリラ!メスゴリラですよ!全然可愛くない!洋ゲーってスゲーな!

と無駄な感動に慕っていると、ムービーが終わり戦闘が始まります。

いきなり始まる大迫力の戦闘に圧倒されっぱなしです!

なにせ効果音とBGMの迫力が凄く

「ローカストだ!」

「マーカス危ない!」

「ドム!裏に回れ!」

「人間だ!バカめ!」

など敵と味方のセリフが飛び交う戦場の臨場感がハンパなくて、もう感情移入しまくりでプレイに没頭出来ます!

かっこいいカバーアクション!ブラインドファイア!アクティブリロード!

このゲームの特徴の1つにカバーアクション(壁などの遮蔽物に身を隠しながら撃つ)というものがあり、これを上手く使わないとあっという間に被弾して死にます。

隠れられる壁などの近くでAボタンを押すだけでピタリと張り付いて身を隠し、その状態から上半身だけ出して撃てるので極力被弾しないで銃が撃てるのです。

これがかっこいい!

まさに銃撃戦してる感満載でこれを味わえただけでもプレイして良かったと思える程ですよ、えーえー。

またカバー状態から銃だけを出して敵を見ないで撃つブラインドファイアというのも出来ます。

命中率はかなり下がりますが、これがまたかっこいい!

ブラインドでグレネードも投げられます。

そしてこれも大事なテクニックになってきますが、リロードもアクティブリロードというものになっておりタイミングよくボタンを押すと最短でリロードが完了して攻撃力もアップするというもので、逆にタイミングよく押せないとスキが生じてリロードに時間がかかるという、リロードにすら緊張感を持たせるというステキなシステムを搭載しております。

これらの要素により戦闘中は常に色々なテクニックを要求され気が抜けないのですが、それがスゲー楽しいんですよね!

弾を避け、グレネードを投げ、カバーのポジションを変え、リロードをして、銃を撃つ!

近寄ってきた敵には銃を切り替えショットガンでドバン!

遠くの敵にはスナイパーでズドン!

ドーンハンマーという衛星ビームでドーーーン!!

いやー楽しい!楽しすぎる!!

あ、でも実際は敵がけっこう頭が良くて、隠れたり逃げたりとスゲー動きまくるので、全然弾が当てられないんですけどね。ぐへ。

体力も自動回復という洋ゲーではよくある要素なのですが、最初は、

アイテムを使わずに自動で回復って最強じゃね?死ななくね?

などと思っていたのですが、当然そんな事はなくすぐ死ねます(笑)。

なので被弾して画面が赤くなってきたらすぐ回復出来るようにカバーをするなどして身を隠し、体力が自動で回復する時間を稼がなければならないのです。

これも最初戸惑いましたがすぐに慣れました。

そうした色々な要素を理解していく事で何とか先に進めるようになっていき、気がつけば最初嫌がっていた妻はすっかりサンチャゴ(ドム)に、わたくし夫はマーカスになりきっていたのでした。

夫

そっち行ったぞサンチャゴ!大丈夫か!?

妻

大丈夫!オラオラァ!チェーンソーで敵をバラバラにしてる)

夫

・・・・・。

と、こんな感じでかなり没頭してプレイし続け、途中ブーマーベルセルク、そしてラーム将軍という強敵に苦戦しましたが、なんだかんだやってる内にあっという間にストーリーをクリアしました。(難易度カジュアルで10時間くらいですかね?そんなに長くはないです。)

協力感

協力プレイ感という点では基本的に2人でプレイするように出来ているので、分岐があってどっちに行くかとか、車の運転担当と銃(ライト)担当に分かれるとか、1人が何かを操作している時にもう1人はそれを守るとか、かなり2人協力プレイで楽しめるようになっています

もちろんダウンした時にお互いを回復させる事も出来ます。

注意点

酔いやすいです。

最初の方でも言いましたがダッシュが酔いやすいです。

画面が揺れまくります。それに慣れなずにゲームを断念する方が多いらしいです。

私たちはダッシュを極力使わずに、でんぐり返しを使ってましたが全然困ることはないです。

※続編の2ではかなり改善していて、揺れは抑えめになっておりますが、何故か3ではまたちょっと揺れます(笑)。

グロいです。

全編退廃した空気感で薄汚く、男臭く、グロいです

アサルトライフルに付いてるチェーンソーで敵を真っ二つに出来るのですが敵がバラッバラになります

ショットガンで至近距離から撃ってもバラバラです。(私たちにはそれが爽快でしたが。えへ。)

あと全体的に画面が暗いです(目が疲れる)。

なので、これらの点が合わなそうな人にはオススメできません。

まとめ

戦争アクション映画を見ているようなサスペンスフルなストーリー!

1人(しかも1回だけ)しか女性が出てこない男臭いムービー!

部隊で行動してる物語なので、違和感なく楽しめる協力プレイ感!

当時バイオ5を失って(失ってはいない)ポッカリと空いた穴を、ズッポシと埋めてくれた最高のゲームでした!

ありがとうマイクロソフト!

ありがとうEPICゲーム!

ありがとうクリフ・B(作った人)!

XBOX360を買って正解だったよ!

皆さんもXBOX360や、XBOX ONEを中古で購入(高いですが•••)するか、XBOX Series X/Sを購入して(なかなか売ってないですが•••)プレイしてみては、いかがでしょうか。

オススメです!

※この記事は10年ぐらい前にあった事を振り返って書いております。

※2020年にXBOX360を中古で買い直して、再びプレイしましたがやっぱり面白かったです!

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