2016年3月10日発売 メーカー:ユービーアイソフト 対応プラットフォーム(PS4・XBOXONE・PC)プレイ人数:1人(オンライン協力プレイ人数最大4人)。
ニューヨークに行きたいかー!?
絶対行かない方がいいよ(笑)!
フランスの大企業ユービーアイソフトが贈るジャックライアンシリーズなどでお馴染みのトム・クランシー原作によるオンラインオープンワールドRPGシューター(長い)!
バイオテロによって荒廃したニューヨークを舞台に、スーパーエージェント・ディビジョンとなって街を取り戻すという、今となってはリアリティありまくりのストーリーを最大4人まで協力プレイができるとは、私たち夫婦がやらないで誰がやる!って事で購入しました。
ストーリー概要
ドルインフルというウイルスを撒かれるバイオテロが起きて、めちゃくちゃ荒廃したニューヨーク。公共機関のシステムは崩壊、組織化した暴徒たちが武装して街を荒らしまくるという、もうほとんど何でもありの戦場と化していました。そこでディビジョンと呼ばれるエージェント達が街の平和を取り戻すため、テロの犯人探ししたり人助けしながら暴徒達にヘッドショットしていくお話。
戦場と化したニューヨークで夫婦2人が大暴れ!
大迫力のオープニングムービー!タイトル超カッチョいい!
始まってすぐ洋ゲーあるあるの微妙なキャラ作成をしてゲームスタート!チュートリアル的なステージをクリアして大迫力のムービーへ!
タイトルどーーん!!
超かっこいいです!
なんでも、第一陣のディビジョン達は全員行方不明になっちゃったらしく私たち夫婦は第二陣らしいです。
いきなり攻撃され命からがらマンハッタンに到着した所で妻と合流。
ここから2人だけの戦いが始まります!

おお〜!スゲー、これがニューヨークかいな。よく出来てるね。

車とかあるけど乗れないんだね。あ、ワンちゃんかわいい!
と、荒廃したニューヨーク観光を楽しんでいると、早速敵が!!
2人でカバーにつき、敵の位置と人数を確認!
いっせーのせっ!で2人で息を合わせて射撃開始です!
問答無用で背後から射殺します!我々は正義です(笑)!
しかし、このゲームならではのシステムにちょっと違和感が!

あれ?ヘッドショットしても一発じゃやれないんだね。変な感じ。

体力ゲージがあるしね。ちょっと不思議な感じするね。
そうなんです。
このゲームはTPSシューターでありながらレベルの概念がありRPG要素も含まれているのが特徴であり、敵もヘッドショットしても一発ではやれず、弾を当て続けて体力を削っていくというスタイルになっています。
ちょっと今までにない感覚で最初戸惑いました。
あと、舞台となるニューヨークもオープンワールドになってはいますがエリア別にレベルが設定されているので、自分より高いレベルの地域に行くとボッコボコにされます。
なので必然的にレベルの低いエリアから攻略していく事になります。
私たち夫婦は最初イケイケでレベル関係なしにブイブイと進んでいましたが、高レベルエリアに入ってすぐにフルボッコにされて瞬でゲームオーバー(笑)。
やっぱりそこはRPG、レベルは大事だね〜♪と泣きながらコンティニューして、少しずつこのゲームに慣れていくのでした。
銃撃戦が超楽しい!連携とか全然取れないけどね(笑)!
なんと言ってもこのゲームの醍醐味は銃撃戦の楽しさに尽きると思います。
パルスという音波?で敵の位置が分かる装置でブイーン!と敵を索敵。
敵がいたら倒す順番を2人で決めてから銃撃を開始。
この一連の流れから始まる戦闘が超楽しいんスよ!
先に敵の位置を把握できる所がよくて、一応作戦を練って役割を決めてから戦闘を開始する。
このいっせーの、せっ!感が凄く楽しくて、夫婦2人でさながら特殊部隊員になったかのような気分になっていました。

パルス!前に8人いる!先に追尾マイン投げるよ!

了解!タレット置いておくね!上のスナイパーはやっとくから!

オッケー!じゃあいい?いくよ!いっせーの、せっ!!
という感じで超盛り上がります!
・・が、それも最初だけで、戦闘が始まるとお互いどこで何やってるのか分からなくなり、そこからはアドリブで立ち回るのがほとんどで、敵の増援に気付かずやられてしまう事も多々ありました。
夫婦で10年以上協力プレイしてますが、なかなか2Bro.みたいには出来ませんね(泣)。あこがれぇ〜。
戦闘はカバーアクションがあるので壁などに張り付き、撃っては隠れてまた撃ってという撃ち合いをするのが基本的な戦闘システムなんですが、敵の動きや装備が結構バラエティ豊かで気が抜けません!
気がつけば回り込まれて後ろから攻撃されたり、カバーで隠れて回復している所にグレネード投げてきたり、盾を持って突っ込んできたり、高台からスナイパーでズバーンと撃ってきたりと、なかなか歯応えがあります!
この銃撃戦してる感がマジで楽しいです!
あと、何と言ってもヘッドショットで倒せた時のシュバァン!!という音が超気持ちいいのですよ!
病みつきになります(難しいんですけどね)!
作戦基地をアップグレードして、3つの勢力を壊滅させろ!!
拠点となる作戦基地を使えるようになると、いよいよ本格的に攻略スタートです!
ボロッボロで汚く人もほとんど居ない作戦基地をちゃんと機能するように、各分野のスペシャリストを呼び込んで医療棟、技術棟、防衛棟の3つをミッションで得たポイントを使ってグレードアップしていくと、仲間や物資が増えていき自分の能力もアップするというウィンウィンな関係を構築出来ます!
モチベ上がるぅ〜。
そして街には組織化された暴徒たちの勢力が3つあります。
消防士たちが、ウイルスなんか燃やしちゃえばいいじゃん!って集まったクリーナーズ。
火炎放射器で市民を焼き殺す酷い連中です。
そしてライカーズ。
刑務所にいた連中の集まりで、かなりヤバいギャング集団です。
あと、民間軍事会社のLMB。
仕事でやってたけど途中から自分達こそが街を統治するのだと、行動を起こすクーデター軍みたいなヤツら。
この3つの勢力を相手に戦っていきます。
勢力ごとに装備や服装なども違い、戦い方を変えているのも楽しかったりします。
一応各自ストーリーがありますが、私たち夫婦はあんまり理解できなかったです(笑)。
ムービーが少なく音声だけで展開される所がほとんどなのですが、セリフの言い回しとかがしっくりこなくて全然入ってきませんでした。
夫婦2人で

「あ〜、こういう事?」

「え?どういう事?」
という感じで、所々「?」な箇所はありましたが、「要は全滅させればいいんでしょ?」という事で落ち着きます(笑)。
精巧に再現されたニューヨークで人助け!
舞台となるニューヨークは行ったことないので全くわからないのですが、かなり忠実に再現しているらしいです。
でも荒廃しちゃってるので、あんまりニューヨークって大都市感はなくビルがいっぱいある戦場って感じですね。
車とか乗り物は一切乗れないので全て徒歩での移動になるんですが、これもこれで楽しい!
なにせ、目的地へのナビがあるので初めての土地でも迷わない(笑)!
方向音痴のアタクシにはスゲーありがたい機能なのです!
だいたい妻の後ろをついていくしか出来ないアタクシが、「先に行ってるよ〜。」なんて言えるんですから!
ありがとうユービーアイ!誰にも頼らずに生きていけます(笑)!
あ、因みに一度行ったことのあるセーフハウス(隠れ家みたいなもの)には、ファストトラベルも出来ますのでご安心を。
あと、マップでいうと入れる建物はそんなにありませんが、こんな裏路地があるとかこんな所登れるんだという発見があって楽しいんですよ。
ちょっと気になるのが普段はBGMがないので(ストーリー上盛り上がる所では流れます)、2人でやっててもなんか寂しいの。シーンとしてて。
銃撃戦してると気にならないんですけどね。
まあ、それでも街には色々楽しめる要素があったりします。
アイテムが所々落ちていたり、携帯電話があったり、半開きの車のドアを閉めまくるのが楽しかったり(トロフィーあり)、困ってる一般市民に水とか食料とかをあげると、感謝されてアイテムくれたりというようなことがあります。
妻はその一般市民を助けてはアイテムをもらうという行為にハマり、一般市民を見かけては

どうしました!?水ですか?どうぞどうぞ!

あ、またすぐ行く〜。俺にもやらせてよ。

チッ!水あげたのに何もくれなかったよ。水返せ!

ええー・・・。
という事を繰り返しております(笑)。
より強い武器を!装備を!やめられない止まらないハクスラ要素!
ゲームはハクスラ(ハックアンドスラッシュ)の要素があり、武器や装備にもレベルがあり、どんどん強い武器が次から次へと手に入ります。
というか入り続けます(笑)!
なので毎回武器や装備を拾っては選別して、アタッチメントを付け替えてなどをしているとあっという間に時間が経ってしまいます。
これをやってると、夫婦2人で無言の時間が結構あり、片方が用意終わって待つ事もしばしば。

じーーーー。

あ、ごめんちょっと待ってて。・・・はい終わり!お待たせしました!

いや、やっぱりちょっと待って、スコープ変えるわ。

じーーーー。
などの時間が必ず繰り広げられます(笑)。
あと武器や装備などのアイテムだけじゃなく洋服などの見た目なども変えられる為、服をゲットしては試着するという戦場のファッションショーが楽しめます。
これもまた楽しくて時間が溶けていきます。見た目大事!
事故マッチング(笑)!初めての他人との共闘!
これはただの事故なのですが、私たち夫婦はオンラインゲームをやってはいますが、知らない他人とプレイする事を拒み続けている、超オンラインビビりでありまして。
なるべく他の方とつながらないようにゲーム設定でオンラインプレイはフレンドのみとか音声チャットは切っておくとか、2人だけの世界を構築できるようにしてゲームを楽しんでいたのですが、このゲームに関してはその設定をするのを最初忘れていて、うっかり他人様と一緒にプレイしてしまうというミスを犯してしまったのです(笑)!
2人だけでミッションを始めてすぐ、敵だと思っていたキャラクターにオンラインIDのような名前が頭についてるのを見かけ、
「あれ?敵じゃないの?もしかして人じゃない!?誰かいるよ!!え!?しかも2人いる!!」
そうです。
何の設定を間違ったのか、何かのボタンを押してしまったのか定かではありませんが普通に野良の方たちと共闘しているではありませんか!

えええー!!どうしよう!?ヤバい抜ける!?

いや、とりあえずこのミッションだけやっちゃおう!

そ、そう?じゃあ、続けるよ!?
という決断に至り、ドキドキしながらも戦闘を続け無事4人でクリアしました。
・・・が!ミッションが終わっても野良の方2人がずっとついてくるではありませんか!!

ゲゲゲ!どうしよう!まだいるよ!?エモートしてきてるよ!

どうしよっか。悪い人たちじゃなさそうだけど、2人だけでやりたいし抜けようか。

そうだね。申し訳ないけどそうしよっか。
という事で本当に大変申し訳なかったのですが、ゲームを落とし2人でその場から逃げ出しました(笑)。
フーっと一息ついてホッとしましたが、後から考えたらあんなに楽しく一緒にプレイできたんなら、あのまま続けても良かったのではないかと後悔しました。
ほろ苦いおもひでです。
こうして2人は事故ではありますが初めてのオンライン野良マッチングプレイを経験するのでした。
ありがとう、あの時の人たち!!楽しかったのにごめんよ!!勇気のない私たちを許しておくれ!(勇気は未だにありませんが。)
注意点
このゲームにはダークゾーンと呼ばれる地域があり、コンピューターの敵だけじゃなく他プレイヤーとも戦うことになるPvPvEエリアとなっております。
美味しい装備が手に入ったりするのですが、死亡したら拾ったアイテムを全部落としてしまったりもするハイリスクハイリターンなエグい所です。
ですのでPvPが苦手な人はダークゾーン には行かない方がいいと思います。
無理に行かなくても全然戦える装備は手に入りますし、別に困りませんので。(やるとやったでハラハラドキドキして楽しいのですが、かなり嫌な目にも合いますのでご注意ください。エグいです。)
まとめ
結局2周してしまうぐらい、ハマってプレイしました。
他のゲームとはちょっと違う独特の銃撃戦が楽しいので、是非ご夫婦2人で!
出来たらご家族や友人を交えて4人で!
このゲームは2人より4人いた方が絶対楽しいと思いますので、4人でのプレイをオススメします!
私たち夫婦はフレンドが誰もいないので2人っきりでやりましたが(泣)。
それでも全然面白いんですけどね。
オススメですよ!!
それでは良い協力プレイライフを!
PS4版
XBOX ONE版