配信開始日(日本語版):2019年2月5日 メーカー:エレクロニック・アーツ
基本プレイ無料(課金要素あり)
対応プラットフォーム:PS4・XboxOne・Switch・Windows(Origin/steam)
出会いは突然に。
ある日、ネットニュースにEA(エレクトロニック・アーツ)からタイタンフォールの世界を舞台にしたバトルロイヤルゲームが明日配信されるという記事を目にした私たち夫婦。

タイタンフォールの世界?
タイタンフォールって、なんかロボットとか出るゲームだよね?

ロボットとか使うバトルロイヤルゲームなのかな?
明日配信て随分急だね。

どする?無料みたいだけども。

うーん。なんかな〜。別にやらなくてもいいかな〜。

あら?そう?・・ま、やらなくてもいいけどね・・。
なんて事を話し合ったのですが、対戦ゲームはスタートが大事!
と、コールオブデューティで学んだ私は、配信開始された次の日に嫁を説得してダウンロード!
とりあえず無料だし、やってみようという事で2人でプレイしてみました。
衝撃の3人1組!知らない人と一緒に勝利をつかめ!
何とこのゲーム、3人1組で1部隊となっており、最大60人、計20部隊で戦うチーム制のバトルロイヤルゲームなんです!
私たち夫婦は必ず2人でパーティを組むので(1人じゃオンラインに恐くて行けないw)、1人は野良の方と一緒に行動する事になってしまうのです。

ええ〜?大丈夫?ボイスチャットとかしないよ?やれるのかしら?

何か情報によるとボイスチャットしなくても、ボタン1つでコミュニケーションが取れるらしいけど?
なんて心配しながら、とりあえずやってみようと2人でパーティを組んでマッチングスタート!
ロード画面が終わり、キャラクターセレクト画面がいきなり出て来て、3人が各々自分が操作するキャラクターを1人選ぶシステムになっているのですが、キャラを選ぶ時間が短い!

マジか!早い早い早い!えっとこれでいいや!

わー!私はこれでいいや!!あ、本当に知らない人が一緒にいる!
なんて言ってる間に3人のキャラが決まってしまいました。

ダアァァン!と流れるBGMと共に自分達のチームが画面に紹介され、その後に今回のチャンピオン部隊(前回のマッチでチャンピオンになった人が含まれているチーム)が紹介されます!
この演出が鳥肌モノで、かっちょいいのです!!
そして、画面が切り替わり空を飛ぶ輸送船の中からの視点になり、巨大なマップが目の前に広がります!
このゲームは輸送船から3人で一緒にマップに飛んで降りる為に、ジャンプマスターという役目を担った人が2人を連れて飛ばなければならないのです。
そのジャンプマスターが私になっているではありませんか!!
どうすればいいのか全くわからなくてピンチに陥った私は、画面にジャンプを譲るというボタンがある事を発見!!
迷わず押して譲りました!(笑)
妻になったので妻も譲りました。
そしたら、野良の方も譲って一周して帰ってきました(笑)!

ああー!!じゃあ、もうどうなっても文句言うなよーー!
って事で私、夫がよくわからないまま飛び出しました!


ヒェー!怖いーー!!飛んでるーー!!どうすんのこれ!?どこに行けばいいの!?
ジャンプマスターという大役を何とかやり遂げようと超パニクっている私の横で妻は・・。

プッ・・。クスクスクスww。

笑ってんじゃねぇー!!次ぜってーやらせるかんな(笑)!!
運命の戦いが待っているような壮大でかっこいい音楽が流れる中、3人一緒に雲を引いて飛び降りて行く私たち!
操作もおぼつかないので、直滑降で一直線!ブワー!と逆噴射かまして何とか着地!

着いたー!いやー緊張した!

えっと、何をすればいいのかな?
どうしていいか、よくわからないけど、とりあえず落ちている武器やアイテムを拾うのがバトルロイヤルでしょって事で色々探し回ります!
銃を拾い、回復アイテムらしきものも拾ったりしてる中、ピンを刺すという表記が。
そうです!これぞこのゲーム最大の特徴である、ピン刺しなのです!
味方に教えたい武器やアイテム、行き先や敵の位置などをボタン1つで味方と共有出来るという、ボイスチャット無しでもコミュニケーションがとれる革新的なギミックなのです!(今ではフォートナイトなどでもピンが刺せるようになっているみたいです。)
なんて感動してると、気付けば周りに誰も居らず、私1人ポツーンとなっていました。

あれ?どこ?どこにいんの?

ん?よくわかんない。この野良の人と一緒に居るけど?

嘘でしょ!?ちょっと!一人にしないでよ!!
なんて事言ってたら、妻が

あ!なんか撃たれたよ!?ヤバい敵がいる!!

え!?ちょっと待って!どこにいるのよ!?何?何何!?

あー!痛ーい!ぶうぇーん!やられちゃったよ〜!

マジで!?どこよ?あ、ミニマップで見ればいいのか!

あれ?まだ生きてるみたい。ダウン状態でハイハイして動けるよ。

生きてんの?ダウン状態?もう1人は?

何か箱になっちゃってる。あ!わたしも箱になりました。

何を言っているの!?マジで全然わからん!!
とりあえず全速力で2人の下へ向かった私は、箱になった2人の姿を目撃するのでした。

やっと着いたよ!!この箱はどうすればいいんだろ!?

えっと!?確か何かすると復活出来るんじゃなかったっけ!?
箱に近づいてボタンを押すと、味方のバナーをゲットした事になり、復活の場所まで行けとの合図が!


マジか!?俺が!?方向音痴の俺が初めてのゲームで1人で行かなきゃならないのか!?

頑張って〜。(笑)

笑ってんじゃねぇーー!!(笑)
ミニマップに方向が記されているので、そこに向かってまた全速力で走っていきます!
途中で敵にあったらどうすんのよ、これ?
と脳裏をよぎりましたが、そんな事言ってられません!
2人を復活させなければ!
孤独な戦いが続きます!
そして何とか復活ビーコンにたどり着き、2人を復活!!
飛行機に乗って2人が帰ってきました!

結構デカい音と共に帰ってくるので、敵が寄ってくるのではと思いましたが、まだみんな始めて間もないせいか誰も寄ってきません。
とりあえず人気が無さそうな場所へピンを打ち、あっちへ行こう!と指示してみます!
すると、味方の方も一緒になって行動してくれるではありませんか!
スゲー!コミュニケーション取れてる!
話さなくても、全然意思疎通がはかれます!
復活した2人は装備が何も無い状態なので、またアイテム探しに奔走!
ここに武器があるよ!と見つけた武器にピンを刺して教えてあげます!
そうこうしてる内にバトロワなので時間でリングが狭まってきてしまい、安全地帯に進まなければ死んでしまいます!
3人で急いで走っていると、敵襲が!!
リングもそこまで来てます!
必死で戦います!
全然当たりません!
見事にやられて全員死亡!
部隊全滅。ゲームオーバー。

元のロビー画面に戻ってきました。

はぁー、疲れたー。何よ、このゲーム・・、めちゃくちゃ面白くない?

うん、めちゃくちゃ面白い。もう一回行こうか?

よし、行ってみよう!
こんな感じで2人はAPEX Legends にどハマりしていくのでした。
わかりやすいシステム!多種多彩な武器と回復を使いこなせ!
バトロワゲームで困るのが、武器の種類の多さと、それに使う弾丸の種類の多さ。
特にPUBGなんて、色々あり過ぎて全く覚えられない(笑)。
それが、このAPEXでは武器の種類と弾の種類がわかりやすい!
最初の頃はライト、ヘビー、ショットガンの3種類しかなく、色分けもされてるので、めっちゃわかりやすい!
今では、ちょっと増えてライト、ヘビー、ショットガン、スナイパー、エネルギーとなってますが、それでも色分けされてるので、全然わかりやすいです。
これが、いいのよ!
どの武器と弾を拾っても、スッと入ってくるの!
しかも武器と合ってない弾を持ってると、使えないよ〜とマークをつけて教えてくれる親切設計!
この余計な事を覚えなくていい素敵なシステムが、より戦闘だけを楽しめるようになっていて、とても入りやすいんですよね。
回復アイテムもアーマーを回復する小さいのとデッカいの。
体力を回復する小さいのとデッカいの。
シールドと体力をどっちもMAXまで回復するやつ。
この5種類覚えればいいだけ!
違うのは回復量と回復にかかる時間だけなんで、結構すぐに慣れます。
そして投げ物(投擲武器)が3種類!どれ使ってもオッケー!
あとは、武器に付けられるアタッチメント!
これがちょっと種類ありますが、基本的にアーマーと一緒で色でランク分けされているので、
白→青→紫→金色→赤の順でいいやつになるって覚えればいいだけ!
とりあえず今の自分より弱くなるものは、装備出来ないようになってるので、何も考えずにボタンを押しまくってもいいのが楽ちん!
本当に人に優しく設計されていて、気楽に出来るのがAPEXのいいところなんですよ!
撃ち合いだけじゃない!アビリティとアルティメットで一発逆転!
そして、各キャラクターに設定されているアビリティとアルティメット(通称ウルト)。
これが、使いこなすのがめちゃくちゃ難しいのですが、決まると一気に戦況をひっくり返す事が出来るほどの威力を持っていて、例え銃のエイム(照準)が悪くて全然敵を倒せなくても、このアビリティとウルトの使い方1つで味方に超貢献できてしまうのです!
こういうのが、私たちみたいに銃が上手く撃てない人達でも、参加しやすいんですよね。
銃が難しかったら、とりあえずアビリティかウルトを使っておけば、上手くいけばキルが獲れちゃったりもしちゃったりします。(まあそれも難しいんですけどね。)
ボタンを押すだけで発動出来るので、気楽にぶっ放しちゃいましょう!(笑)
私、夫の初心者の方へのオススメはバンガロールです!!
アビリティのスモーク(煙幕)で敵の目を眩まして逃げにも攻めにも使える点や、アルティメットのローリングサンダーも指定した地点を広範囲に絨毯爆撃できるので、これも攻めにも逃げにも使えるのが初心者の方にオススメできるかなと思える所です。
何気にパッシブである駆け足(スプリント中に撃たれると足速くなーる)も、結構使えるので無駄な能力がないのが素敵なのです。
初心者の方へオススメと言ってますが、わたくし夫は今でもバンガロールをメインで使ってます。(未だに初心者の方と何も変わらないw。)
色々な人がいるんだな〜。他のゲームでは味わえない一期一会感!!
このゲームをやるようになって、こんなに他人を身近に感じる事はありませんでした。
3人1組でプレイするゲームなので毎回野良の方と一緒にプレイするのですが、これがオンラインゲームに不慣れな上に、ボイチャなども勇気がなくてできない私たちのような夫婦には、なんか他人とつながっている感が味わえて、とても楽しいのです。
スゲー優しい人や、ノリがいい人。
超強い人や、オドオドした人。
全然一緒にいてくれない人や、感じ悪い人w。(私たちが勝手に感じてるだけですが)
マジで色々な人が居て、その出会いだけでもこのゲームをやっていて良かったな〜と思えます。
もちろん、地獄のような気分になる時もありますがw。
それでも、すごくいい連携が取れて一緒にナイスファイトが出来た時は、めちゃくちゃ楽しくて嬉しい気持ちになれる素敵なゲームなのです!!

ですので、オンラインゲームはちょっと・・とか、FPSはな〜・・とか言わずにどうですか!?
私たち40代夫婦もやっている事ですし、一緒にやってみませんか?
楽しいですよ。
エピローグ・妻がチャンピオンになった日
そんなこんなでAPEXをプレイするようになって、2週間ほどした時でしょうか。
何と妻がチャンピオンを獲ってしまうのです!
ある日、わたしと野良の方と2人で死んでしまい、妻が1人で生き残っている時の事。
もう復活ポイントも無く、1人で戦うしかない妻。
1人コソコソとしてる妻に、もう死んで箱になっている私は妻の画面を観ながら適当にアドバイスするのでした。(ちなみに野良の方も退出せず妻の画面を見ていますw)

どうせ一人じゃ無理なんだし、あそこに居る敵、撃っちゃえば?

ええ〜!?いやいや撃てないよ!!

リング向こうだから、あっちに行った方がいいんじゃない?

いや、そっち銃声がしてるじゃん!?行けないよ〜!!

あ!敵がそこにいんじゃん!撃っちゃえ!撃っちゃえ!

いやーん!!恐いよーー!!!うぐぐぐ・・・。
などとテキトーな事を言って、妻が孤軍奮闘している様を
早く死なないかな〜と思いながら見守ってました(笑)。(早く次のマッチがやりたくてヒマしてる)
円もかなり小さくなり、建物の一階に立て篭もる妻。

うぅ〜、どうなってるの、これ〜?恐いよ〜。

残り2チーム?って事は、他に1チームがいるんだね。
どこに居るんだろ?こんなに円小さいのに。
そして最終の円が縮小していきます。コソーっと屈みながら円の方に向かう妻。

ヒィ〜、もう無理だよ〜。
そして円の縮小の終わり際、それは突然表れたのです!
YOU ARE THE CHAMPION!


でぇぇえええ!!?マジで!!
チャンピオンじゃん!!!

イェーイ!!
なんだか良くわかないけど、イェーイ!!

すげー!!ウチからチャンピオンが出たよー!
かっこいい!!いいなー!!羨ましいなー!!

一緒のチームなんだし、2人ともチャンピオンでしょ?

いいえ、わたしはただあなたを見ていただけだし、もっと言えば早く死んでくれないかな〜とさえ思っていた人間です。
そんな俺がチャンピオンなわけねー!!

えええーー?そんな事ないでしょ。2人共チャンピオンだって。
ほらバッジだって貰えてるじゃん。

うそっ!?俺もチャンピオンのバッジ貰えるの!?
イエーイ!やったー!ラッキー!!

喜んでんじゃねーかよ!どっちやねん!
と、2人で狂喜乱舞したのでした。(笑)
生まれて初めてのバトロワでの優勝。(相手が勝手に死んでくれたのですが。)
ゲームやってて良かったー!と、本気で喜びました。(40代も後半なのに)
それから、ひと月後ぐらいにちゃんと2人で生き残ってる状態でのチャンピオンも無事獲る事が出来、ますますAPEXにハマっていくのでした。
それから、どれだけ月日が流れたのでしょう。
違うゲームにハマってやらなくなったりもしながらも、なんだかんだで戻ってきてしまうこのゲーム。
だからと言っても上手くなったかと言われると本当に上手くならないから自分でもビックリしてます(笑)。
それでも、たまに楽しい試合が出来たりすると、すごい楽しいんですよね。
だから、またやりたくなる。
そうして、人が本当に居なくなってプレイ出来なくなるまで、チョコチョコとプレイし続けるんだろうなという、私たち夫婦にとって特別なゲームとなりました。
年齢を気にせず、これからもやっていきます!
追伸
2021年4月
妻がハンマーを獲りました。(!!!)

※この記事の内容は2019年2月頃にプレイした時のものを含んでおります。(画像は最近のものになります)